白金測温抵抗体素子      JIS C 1604-1997/1989

林電工は,セラミック素子・ガラス素子・薄膜素子3種類を製造できる日本で唯一の会社です.

工業用測温抵抗体に使われている白金測温抵抗体素子は,小型化・低測定電流化の歴史を歩んできました.開発された年代順に,マイカ形・ガラス封入形・セラミック形・薄膜形の白金測温抵抗体素子があります.前の3種類の素子は細い白金線の抵抗値変化を温度測定に利用するので,巻線タイプの素子と呼ばれます.それに対して,薄膜形はセラミック基板に形成された白金薄膜を感温抵抗としています.

林電工が日本で最初にセラミック形白金測温抵抗体素子CRを開発し,製造販売を開始したのは1981年のことです.また,1990年には,白金薄膜素子CRZの開発に成功し,日本国内よりもむしろ世界市場で幅広くユーザーに支持されるようになり,少し遅れて日本でも普及し始めてきたところです.

当社は,セラミック形・ガラス封入形と薄膜形白金測温抵抗体素子を製造している日本で唯一の会社です.
世界においても,この3種類の素子を製造している会社は数社しかありません.

使用する温度やアプリケーションにより,以下のように3種類の素子を使い分けます.

製 品  素子種類 説    明
白金薄膜測温
抵抗体素子
CRZ

自動化・機械化された製造設備により生産さ
れる,安価量産型の素子です.Pt100に加えてPt500,Pt1000という高抵抗値の素子もあります.使用温度範囲は-40〜+400℃です.

セラミック測温抵抗体素子
CR


-200〜+500℃までの低温から高温までを,
1本の素子で測定できる高精度素子です.
振動などの機械的特性は,他の2タイプに
比較して劣ります.
ガラス封入形測温抵抗体
素子
GR

使用温度範囲 -200〜+350℃の,耐振動形
素子です.細く短い素子を製造することができ,最小は外径0.7mm×長さ8mmがあります.


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